ゴッホ展についてのブログの続編になりますが、先日、ゴッホの『ひまわり』を観に
新宿のSOMPO美術館へ行ってきました。
SOMPO美術館では、12月26日まで“川瀬巴水 旅と郷愁の風景”が開催中。
『ひまわり』目当てで、川瀬巴水については何の知識もないまま訪れたのですが、
空や海の青色のグラデーションがとても美しく、版画とは思えない繊細な作品に
すっかり惹き込まれてしまいました。
日本全国を旅しながら制作された数多くの風景版画を鑑賞していると、
自分も旅をしているような感覚になります。
水面に映った景色の揺らめきや、降りつける雪の荒々しさが版画で見事に表現されており、
技術の高さに驚愕しました。
また、現在の様子の写真が作品の横に並べられたものもあったのですが、
モデルになっている建物はそのままでも背景のビル群が無く、時代の流れが感じられます。
展示してあるフロアによっては写真撮影可📷になっています。
四季折々の富士山をモデルにした美しい作品



“スティーブ・ジョブズと巴水“というコーナーでは、Apple創業者 スティーブ・ジョブズと巴水作品の出会いのエピソード、コレクション作品についてのパネル解説がありました。
彼は、10代の頃に友人宅で初めて目にした巴水の版画に魅了され、
1983年に銀座にある画廊で巴水の作品を購入。
その後、約20年間で25点もの巴水作品を収集したそうです。
Apple製品に表れる、ジョブスが生涯追求したシンプルさとエレガントさを
巴水の版画作品に感じていたのかもしれません。
川瀬巴水展を鑑賞し終え、出口へ向かうところで、
ゴッホの『ひまわり』が待ち構えていました!
パソコン上や印刷物では何度も目にした事のある作品ですが、原画は想像していたよりも遥かに大きく、
力強く描かれた『ひまわり』は美しく、迫力があり、飾られたスペースがまるでパワースポットに
なっているかのようです。
有難いことにこちらも写真撮影OK📷とのこと!!

損保ジャパン本社ビル内から本社ビル敷地内に場所を移転し、
昨年、新しく開館したSOMPO美術館。
とても綺麗な美術館です。
是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。
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